悪魔のいる天国 星 新一 著

悪魔のいる天国
著者:星新一
出版:新潮文庫
発行:1975/07/29
評価:★★★☆☆
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ショートショートの名手・星新一による掌編小説集。

これだけの品質の高い作品を1048編も送り出したことは天才というしかないですが、その作品の短さや情緒を排した文体のためか、筒井康隆の短編ほどの強烈な印象は受けませんでした。

しかしそれによって、これほど大量の作品を出版できたのだとすれば、それはそれで価値あることだと思います。


ショートショート:ショートショートとは、一般的には原稿用紙10枚に満たない作品を指す。ジャンルは、SF、ミステリー、ユーモア小説など様々で、ワンアイデアの面白さを追求し、印象的なオチを持たせる傾向がある。【ウィキペディア:ショートショート

筒井康隆:ショートショート、SF、ホラー、エンターテイメント、純文学など多種多様な作品を発表している小説家、劇作家、俳優。その作品には、ユーモラス、エロス、グロテスク、ナンセンスなど様々な要素を含み、王道からニッチまでもを対象にした多数の作品が存在する。

以下はネタバレ注意。

悪魔のいる天国

合理主義者

★★★☆☆
合理主義者の学者が、アラビアの魔神に出会い、どんな願いでも3つ叶えようと問い掛けられる。

しかし学者が選んだのは、記憶を消して魔神との出会いを無かったことにするという不合理のない人生の選択だった。

確かに今までの人生と努力が何だったんだってなるから、気持ちは分かる。

調査

★★★☆☆
地球外から訪れた妙な物体、科学者達はそれを調査し始めるが、どうやらその物体は食べ物のようだった。更に調査を進めると、茶色い堅い芯が現れ、これはナイフのような金属で削ることができた。しかし金属では削れない硬い層が現れる。だがこれも熱によって溶けることがわかり・・・。

という具合に謎の物体の調査が進むが、実はこれは地球外生命体の文明測定装置。最初の層は、その星に生物が存在するか、次は刃物を使用しているか、そして火を発見しているか・・・、という具合にその星の文明の段階が物体を送った文明に伝わる。最終的には、放射線で破壊できる層があって、その中は毒ガス。

デラックスな金庫

★☆☆☆☆
金で出来た豪華きわまる大金庫。しかもそれには、極めてクレバーなからくり。しかしこれを狙って泥棒が侵入。

泥棒を閉じ込める仕掛け付きで、所有者は泥棒を捕まえて金一封。

天国

★★★☆☆
死にたくなるほど絶望した人間の前に現れるある業者。その業者は、今の現実と引き換えに天国へ連れて行ってくれる。

それは、そっくりなロボットを使って自殺したように見せかけ、社会的に抹殺することで実現する。そのとき、保険金を掛けておけば業者も儲かる。そして客には南の島での悠々自適の生活が待っている。しかし、島を逃げ出そうとする人も後をたたない。

やはり人間は、つらい現実にこそ生き甲斐を感じるものか・・・。

無重力犯罪

★☆☆☆☆
彗星探査へと向かう宇宙船に仕掛けられた犯罪的トリック。それは無重力になると出火する仕掛けだが、それには致命的な欠陥があった・・・。

無重力では空気の対流が起きず、出火点の酸素を使い果たして火はすぐに消えてしまう。

ロケットとキツネ

★★★☆☆
牛でも豚でも美女にでさえ化けることができるキツネを発見した研究者が、宇宙探検のためにこの万能なキツネを利用しようと思いつく。そして操縦士が一人、そのキツネを連れて宇宙に飛び立ったのだが・・・。

帰ってきた操縦士の尻に、何か変なものが・・・。

という、リアルに想像するとなかなか怖い話。

誘拐

★★☆☆☆
世の悪を懲らすためのロボットを開発した研究者の子供が誘拐された。犯人は、そのロボットの設計図と引き換えに子供を引き渡すと言うが・・・。

子供が爆発。つまり子供がそのロボット。

情熱

★★★☆☆
宇宙探索は人類のロマンであり、それに赴くものは熱い情熱を持って旅立つ。しかしより深い宇宙への探索は、世代間を跨ぐほどの長期に渡る。しかし、それにはある盲点が・・・。

初代の乗組員はそりゃ情熱的です。でも2代目以降は宇宙しか知らないから、宇宙にロマンなんか持たないよねっていう話。

うーん、すごい発見。

お地蔵さまのくれたクマ

★☆☆☆☆
夢を喰らう動物・獏、祖父に教えられた通り、少年は夢に獏が出てきてからというもの怖い夢を見ることがなくなった。ある日少年は、近所の子供に苛められて・・・。

現実の嫌なこと(人)も獏が喰らうようになる。

黄金のオウム

★☆☆☆☆
独立し新しい仕事を始めた男の家には黄金のオウムの置物があった。そのオウムは、外から見える窓辺にあったために、強盗に侵入されるが・・・。

オウムにはGPSと録音機が付いてて、強盗の犯行はバレバレ。そして男の新しい仕事とは、強盗を脅迫して儲けるという商売。

シンデレラ

★★☆☆☆
独立して探偵業を営むある男は、不景気ゆえに興信所を営む知人の老人に仕事の斡旋を頼む。景気が悪いのはその興信所も同様だったが、男のために老人は自身の生き別れた娘の探索を頼む。その娘の特徴は左手の親指が無く、尻に火傷があるというもの。しかし実際その娘は・・・。

実際男はそんな娘を連れてくるが、老人はそんな娘は実は存在しないと言る。つまり老人は男を助けるために架空の仕事をでっち上げたのだった。

こん

★★☆☆☆
ある男が妻を連れて神経科に診察に来る。男によると妻がキツネ憑きになったというが、それは昨夜突然「こん」という叫びと共に、目が釣りあがり、口がきけなくなったからだという。医者は、狐憑きなど非科学的なものは存在しないと言い、それはその時の精神的なショックが原因だと言うが、そこで起きたこととは・・・。

男のワイシャツに口紅の跡があり、妻は「こんど、浮気したら承知しないわよ。」と怒鳴りつけようとしたのだった。

ピーターパンの島

★★★★☆
深海の底から太陽系まで、すべてが科学によって解き明かされた未来の世界。しかし科学を忌避し、妖精や怪物に目を輝かせる一部の子供達を矯正することは未だ出来なかった。そしてそんな子供達は隔離され、そこでのみ人類はファンタジーに浸ることが許された。しかしそんな社会にとって、そのような子供達は目の上のたんこぶでしかなく・・・。

子供達は、科学の実験材料に。

夢の未来へ

★★☆☆☆
タイムマシンを開発した博士とその助手は、未来の製品を現代に運び、それで金儲けをしようと目論む。しかし未来の金を持っているはずもなく万引きを敢行。しかし、高性能探知装置によって簡単に捕まってしまう・・・。

そして警察が現れる。何とか許してもらおうと理由を話すと、タイムマシンを貸せば見逃すという。そして、その警官もさらに未来に行って品物を持ち帰ってくると言ってタイムマシンに乗り込む。

という何だか、永遠に続きそうなお話。

肩の上の秘書

★★★☆☆
誰もが一台、言葉を丁寧に翻訳する機械を持つようになった近未来。それは、「こんにちは」と言えば「お忙しいところを、突然おじゃましまして申し訳ございません。お許しいただきたいと思います。」といった具合に翻訳してくれる。そんな世界のセールスマンのお話。

セールスマンの仕事を揶揄したような話。

殺人者さま

★☆☆☆☆
ちょっとした悪戯心から、友人を自殺に追い込んでしまったある女。罪悪感から自分も死のうとするが、そのとき現実に爪痕を残さずには居られなかった・・・。

死ぬ前にランダムに電話をかけて、その人の対応で死ぬか生きるかを決める。そうすることで、その人物をも自分と同様に間接的な殺人者にしてしまう話。

ゆきとどいた生活

★★☆☆☆
すべてが行き届いた生活、それは住人を起こし、シャワーを浴びさせ、食事を出して片付け、衣服を着せて会社まで自動で運んでくれる。しかしもし住人に何かがあったら・・・。

その自動化されたシステムは、住人が死んでいても気付くことはない。そして、死者に服を着せてそのまま会社まで運んでしまう。

愛の通信

★★☆☆☆
全く女性にもてない男が、相手を地球外に求めて振り向いてくれる女性を探し始める。ひとつの返信が来たものの、酷い姿をした生物ではないかと不安になる。しかし通信による映像を見ると、ほとんど人間と変わらないしかも美しい女性だった。そこで、男は彼女に会おうとするが・・・。

地球にたどり着いた女性の宇宙船。そこから現れたのは、20メートルもの巨人だった。
似たような話を聞いたことがある。元ネタはここか・・・。

脱出口

★★★☆☆
博士と助手は、時空に穴を開け異次元への移動を可能にする機械を開発する。そしてその穴から、ある男が突然出てくる。その男に話を聞くと、男の世界は黄金に溢れた素晴らしいところらしい。博士と助手は、その異次元へ行き黄金を持ち帰ろうとするが・・・。

その機械の操作を異次元から現れた男に任せ、異次元に飛び込む2人。しかしそこは、閉ざされたドアが一つあるだけの何もない部屋。そして、男に任せた異次元への扉も閉じたまま。そこへ、人の足音が聞こえ開けてもらおうと呼びかける。しかしそこは、部屋の主の言うことなど無視される精神病患者の閉鎖病棟だった。

もたらされた文明

★★★☆☆
遠くの星の文明探査から帰ってきた宇宙船。人々は、乗組員からその話を聞こうと殺到する。そして、乗組員が興奮気味に語った異文明の風習である鍵とは・・・。

乗組員が語った異文明の風習は、家に鍵を掛けるというもの。しかしその星の人々は、口々に何故そのようなことをする必要があるんだと言い募る。それに対して乗組員は、自分で働くより人から取った方が簡単じゃないか、という異文明の人間から聞いたことを説明する。それに人々は、そんな簡単なこと何で気づかなかったんだ、そしてなんてうまい方法だ、と感嘆の声を上げる。

確かに、アイデアっていうのはこういう性質があるかも。

エル氏の最期

★★★☆☆
自殺しようとしている男の前に未来から来たというロボットが現れる。そのロボットは、未来に貧困や苦痛などの悩み事が全く無いために、それを収集して回っているという。男は、そんないい世界なら連れて行ってほしいと懇願し、戻ってはこれないという条件の下に未来に旅立つが、その世界の実態は・・・。

それはロボットだけの世界。

夢の都市

★★☆☆☆
生活に必要な物すべてが、街に張り巡らされたパイプを通して送られてくる自動化された完璧な都市。この都市を造ることに人生を費やしてきた市長の家に、子供を医学的に研究者する友人が訪れる。そして友人が語る、すべてを台無しにする、研究結果とは・・・。

その完璧さ故に子供の成長が促進され、成人になれば現在の倍の大きさになると知らされる。そうなれば、今まで作り上げた都市全てを造り直さねば・・・。

サーカスの旅

★★☆☆☆
賢い犬の芸を持ち味に星々を移動するあるサーカス団が、突然の食糧難により未知の星に緊急避難する。その星は犬が支配する星で、サーカス団の犬たちが食料のための交渉に買って出るが・・・。

その交渉の結果、サーカスの芸を見せれば分けてくれるという。しかし、芸をしなくてはならないのは人間達。それを見たその星の犬達は、「これはすごい。あの二本足の大きな動物を、よくこれまでに訓練したものだ」とのお言葉。

ところ変われば、立場もひっくり返る。

かわいいポーリー

★★★★☆
ある男の肩に出来た美しい女の人面瘡は、言葉を喋り、食事もする。醜い容貌ゆえに女から全く相手にされなかった男は、人面瘡をポーリーと名付け、恋人のように大切にした。しかし、その人面瘡はみるみる成長して・・・。

久しぶりに外出すると、昔の知人に出会い「一杯つき合わないか」と声を掛けられる。断ろうとした男だったが、ポーリーが先に「付き合うと」返事をしてしまう。早く帰ろうと言う男だったが、ポーリーによって絆創膏を顔の上に押し付けられてしまう。

いつのまにか、自分がポーリーの人面瘡になってしまう怖い話だが、途中の段階(奇形のような)を想像するとグロテスク。

契約者

★★☆☆☆
自殺しようとする男の前に現れた悪魔。悪魔は賭け事への絶対の勝利と引き換えに、魂を担保にする契約を結ぶ。しかし、悪魔はそんな契約を二人同時にしてしまい・・・。

その二人が悪魔の前に現れ、二人で勝負をするという。もしそんなことをすれば、どっちが勝っても悪魔の契約を逸脱してしまう。困った悪魔は、二人に天国への切符を約束する羽目に・・・。

となりの家庭

★★☆☆☆
ある男の隣家に越してきた夫婦は、いつも言い争いを繰り返していた。それは亭主が暴君で、その妻にいつも当り散らし、そしてそれはエスカレートしていった。しかし、あるときから喧嘩はなくなり、遠くに見える亭主はじっと椅子に座っているだけになる。奥さんは、亭主は事故に遭い療養中であるというが・・・。

気になった男は、お見舞いの体で隣家にお邪魔をしようとする。ベルを鳴らすが、返事がなかったので玄関に入り声を掛ける。奥さんは不在のようで、亭主の「ああ・・・」という声だけが返ってくる。さらに部屋に上がり亭主に声を掛けた時、銃を持った奥さんが目の前に現れ、秘密を知られたからには返すわけにはいかないと脅される。理由がわからず男が聞くと、奥さんは亭主を殺しそこにいるのはロボットだという。そして今将に撃たれるというとき、男は自分も妻を殺してロボットに置き換えたことを告白する。

もとで

★☆☆☆☆
ふとしたことで負った借金のために、夜の仕事をしなくてはならない女。その日、女は友人にあるものを借り受け、それでお金を稼ぎ借金を早く返すことを勧められる。しかし、それを大事にそうに抱える女は、質の悪い男に声を掛けられ・・・。

バックを奪われそうになるが、バックから出てきたのは銃。つまり友人から借りた稼ぐための道具とは銃のことだった。

追い越し

★☆☆☆☆
女は次々と替えていくもの、そう思っていた男だったが、先日別れた女が自殺したのは予想外だった。しかも別れ際に、死んだ後にもまた会うことになるという奇妙な言葉を残していた。ハイウェイを自動車で走りながら、そんなことを思い返していた男は、前方の自動車の後部座席にその死んだはずの女を見つけて・・・。

事故に遭って男は死ぬ。しかしその後部座席の女はただのマネキン。だが、そのマネキンは自殺した女をモデルにしたものだった。

診断

★☆☆☆☆
精神異常という診断で、精神病院に隔離された青年は、その診断が叔父である病院の院長が青年の財産を奪うために捏造したものだと信じていた。そして、今日もまたその診断を撤回させるために院長への面会を申請して・・・。

告白

★★☆☆☆
致死的な病気を持つ青年は、発作のたびに劇薬でもある薬を飲まねばならなかった。不自由な生活で安静にしなくてはならず暇を持て余していた青年だったが、ある日部屋の花を替えるよう頼んでいた花屋の娘に、戯れに愛の告白でもしてやろうと思いつく。そして、娘に愛を受け入れてくれなかったらこの劇薬を飲むと言って脅しかけるが・・・。

あまり良い返事が得られないようだったので、薬を飲むと言って水を汲んでくる青年。しかしちょうどその時発作が表れ薬を飲むが、その薬は告白を受け入れようとした娘が胃薬にすり替えたものだった。

そのまま、青年は死亡。

交差点

★★☆☆☆
何故か事故の頻発する交差点。その情報を警察から聞いたカメラマンは、交差点に張り込んで事故の現場をカメラに納めようと交差点に向かう。しかしすぐに、カメラマンが事故にあったことが警察に知れ、警察官達は交差点へ向かう。そして事故が起こった手がかりを見つけようとカメラを調べたところ、誰も知らないという謎の少女が写っていた・・・。

少女についての情報は何も得られず、署に帰ろうとしたところ、突然目の前に少女を見つけるが、見つけた警官も死ぬ。そして少女は死神というオチ。

薄暗い星で

★★☆☆☆
人間に長い間使われたロボットの捨て場所、それは宇宙空間だった。それは、主人達のことを知り過ぎているからであり、またその主人がロボットに愛着を持ち、破壊するには忍びなかったという理由からだった。宇宙の果てに流れ着いた、そんなロボット達のシュールな対話。

「君の主人はどんな人だったい」というロボットに対して、もう一つのロボットが言ったことは「主人もその奥さんも適当にロマンチックで、適当に真面目だった。そして適当にずるく、適当に涙もろい。」

帰路

★★★☆☆
地球の宇宙通信本部の通信圏内に入った、惑星探査帰りの宇宙船。しかしその乗組員は、他の乗組員は皆死んだと報告する。それは惑星で採取した赤い液体によって、体がドロドロに溶けてしまったからだという。しかもそれはジワジワと宇宙船を侵食し、自分自身も溶けかけているとその乗組員は言う。そして、その赤い液体には気をつけると言い残し、宇宙船ごと自爆するが・・・。

無念だと言いながら、空を見上げる通信本部の人間。その顔に降ってきたのは赤い液体だった。

殉職

★★☆☆☆
死の際に「くやしい」と言ってしまうと幽霊になり、幽霊会社の社員として働かねばならなくなる。その仕事は、現世の人間の前に現れて、脅し怖がらせること。しかし特に恨みもなく、死んでしまった主人公は、今の仕事に飽き飽きしていた・・・。

そして、早く天国へ行きたかった。しかしそのためには、人間にもう一回殺されなくてはならないのだ。

相続

★★★☆☆
死の際にある投資会社の社長。金儲けのためだけに生きてきたその男の遺言は、あるものに財産を全て相続し、死後も金を稼ぎ続けることだった。そして、その全てを相続するものとは・・・。

それは、金を稼ぐための機械。様々な情報を収集し、最良の投資先を見つけ投資する。そして、永遠に稼ぎ続ける・・・。

帰郷

★★☆☆☆
長い長い宇宙の旅、その旅の風景は寂寞とした空間に瞬く星々だけである。そんな宇宙への単独の仕事を終えて帰路についた青年、彼にとっては地球で見た美しい娘を思い描くことだけが退屈を紛らわす術であった。そして旅の間、彼はその空想上の彼女に喋りかけ、思いを募らせていく。そこで起こる船への衝撃、已むを得ず彼は未開の惑星で助けを待つことになるが・・・。

そこは真っ暗闇の惑星。その中で、青年はますます娘に入れ込んでいく。そこに救助隊が現れるが、青年は放射線に眼をやられ、もう二度と光を見ることは無いと告げられる。青年は、この暗闇でその娘だけを想い生きていきたいと、地球への帰還を拒否する。

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