分析の記録

科学・人間心理の分析及び書評とその他雑記

2017年5月23日火曜日

科学・数学 政治・経済・産業

スマートフォンが振動する仕組み

私たちは、スマートフォンの着信音に煩わされることなく、大事な連絡にすぐに気づく。会議中であっても、スマートフォンをこっそりと確認すれば、大事な連絡に適切な対処ができる。それもこれも、スマートフォンの振動機能によって実現されている。 このような振動機能は、触覚を意味する「...

2017年4月11日火曜日

書評・レビュー

安全のカード 星新一 著

安全のカード 著者:星新一 出版:新潮社 発行:1987/12/23 評価:★★★☆☆ Amazonで詳細を見る 星新一著の『安全のカード』は、不思議な話、奇妙な話、近未来SF小話、など16編を集めた短編集。 ショートショートというよりは、短編といった長...

2016年7月4日月曜日

書評・レビュー

粘膜黙示録 飴村行 著

粘膜黙示録 著者:飴村行 出版:文春文庫 発行:2016/02/10 評価:★★★☆☆ Amazonで詳細を見る 『粘膜黙示録』は、日本ホラー大賞長編賞、日本推理作家協会賞受賞作家の飴村行による初めてのエッセイ。 本著者の大学中退から小説家デビューまで...

2016年7月4日月曜日

書評・レビュー

惨劇アルバム 小林泰三 著

惨劇アルバム 光文社文庫 (2012/05/10) 小林泰三 ★★★☆☆ Amazonで詳細を見る 『惨劇アルバム』は、SF・ホラー・推理小説作家、小林泰三のスプラッタ風味のブラックコメディ集。ミステリー要素もあり。 家族の物語を母が娘に語る...

2016年7月2日土曜日

書評・レビュー

虐殺器官 伊藤計劃 著

虐殺器官 ハヤカワ文庫JA (2007/06) 伊藤計劃 ★★★★☆ Amazonで詳細を見る 伊藤計劃の『虐殺器官』は、9.11後の先進国とテロリストの戦いが続く世界を現実的に描いた近未来SF小説である。 アメリカの特殊部隊員を主人公としたスパ...

2016年2月27日土曜日

心理 人文・社会

幸せ自慢

日常の会話の中で頻繁に行われる幸せ自慢。成人以後の女性に多く、また近年ではSNSという場でも顕著に観察される。 そのような人は、彼氏と旅行に行ったとか、誕生日に高価な物をもらったとか、そのようなことを広がりにくい形で話し、またSNSに華やかで幸せに満ちた自身の生活をさ...

2016年1月14日木曜日

科学・数学 心理

自由意志は存在しない

私達は生活を送りながら、頭のなかで考え、様々なものを観察し、また判断していると思っている。そしてそれを実行する自分というものが存在し、行動し発言し決定をしていると思っている。 また同時に、私達が生きているこの世界は、地球も含めた宇宙という空間があり、その中に物質があり、物...

2016年1月10日日曜日

科学・数学 人文・社会 政治・経済・産業

システムを作るとはどういうことか

システムを作る、設計する仕事と言うと、コンピュータなどの情報処理装置上で実現されるシステムの設計、運用、管理に限定される。 その仕事は、日本ではシステムエンジニア(SE)が従事することと認識され、SEは小売業者のための販売管理システムや運輸業者のための運行管理システムな...

2015年12月23日水曜日

政治・経済・産業

税負担、生活水準の変動について

企業にお勤めの会社員の皆様方は、自身が子供の頃の暮らしに比べ生活水準がえらく低いんじゃないかと感じてはいないだろうか。 年々上昇する社会保険料と、目減りしていく年収を目の当たりにし、自由に使えるお金が減っている、自分の世代はえらく損をしている、と感じてはいないだろうか。...

2015年11月22日日曜日

心理 人文・社会

堕胎を心に刻むためのタトゥー

堕胎を機にタトゥーを入れる女性がいる。これらの女性は「中絶したことを忘れないため」、「二度とこのようなことをしないため」、「堕ろした子のことを忘れないため」、「中絶したときの心の痛みを忘れないため」と言ってタトゥーを入れる。 日本人の大多数は、このような女性の行動は全...

2015年11月19日木曜日

心理 人文・社会

おもしろい男性がモテるというまやかし

男性の皆様方は、例えば合コンで「どんな人がタイプ?」とか聞いて、「面白い人!」とか言われたみたり、「好きな芸能人は誰?」とか尋ねて、「○○(特に二枚目じゃない芸人)」とか言われたりしたことはないだろうか。 さらに最近では、芸人と女優の交際や結婚の報道は日常茶飯事であり、...

2015年11月14日土曜日

心理 人文・社会

受動的コミュニケーション

人は、生存のためと暇潰し、そしてコミュニケーションの時間で一生の全てを費やす。人間の行動一つ一つは、この3つの目的のクロスオーヴァーだ。しかし、 他者の目が届く空間での行動は、全てコミュニケーションの手段という側面を含んでいる と私は考える。

2015年11月8日日曜日

心理 人文・社会 日記・その他

リストカット跡を晒す心理

私は以前街中で、リストカット跡だらけの腕を晒している女性を見ました。腕全体に水ぶくれのような跡が走り、2メートル程度離れていてもわかるほどのはっきりとした傷跡でした。 私は、その女性に哀れさを感じ、またこの女性がつらい、我慢できない出来事にあったり、境遇にあるのかもしれ...

2012年11月26日月曜日

書評・レビュー

悪魔のいる天国 星 新一 著

悪魔のいる天国 著者:星新一 出版:新潮文庫 発行:1975/07/29 評価:★★★☆☆ Amazonで詳細を見る ショートショート の名手・星新一による掌編小説集。 これだけの品質の高い作品を1048編も送り出したことは天才というしかないですが、その...

2012年11月19日月曜日

科学・数学 心理 人文・社会 日記・その他

プレゼントを貰ったときの反応と心理

プレゼントを貰った。それは5千円位のもので役に立つものではあった。しかしもちろん欲しければ自分で買うので、どうしても欲しいものではなかった。私はその時、「ありがとう」と言ったが、贈り主は全然嬉しそうじゃないと言って怒りだした。 そのとき私は、もちろん感謝しているがプレゼ...

2012年11月18日日曜日

書評・レビュー

醜い日本の私 中島義道 著

醜い日本の私 新潮選書 (2006/12) 中島 義道 ★★★☆☆ Amazonで詳細を見る 縦横に張り巡らされた電線やド派手な看板、商店から溢れる絶え間ない音楽に宣伝放送、こうした乱雑な風景は商店街や海水浴場など日本中至る所に見出される。 しかしそんな...

2012年11月10日土曜日

書評・レビュー

ムラサキ いろがさね裏源氏 柏木いづみ 著

ムラサキ いろがさね裏源氏 著者:柏木いづみ 出版:文春文庫 発行:2012/10/10 評価:★★☆☆☆ Amazonで詳細を見る 柏木いづみ著の『ムラサキ いろがさね裏源氏』は、大企業の会長子息・ヒカルのセレブリティかつ官能的な波乱の人生を描いた官能大...

2012年11月9日金曜日

書評・レビュー

ヒカル いろがさね裏源氏 柏木いづみ 著

ヒカル いろがさね裏源氏 著者:柏木いづみ 出版:文春文庫 発行:2012/02/10 評価:★★★☆☆ Amazonで詳細を見る 柏木いづみによる『ヒカル いろがさね裏源氏』は、容姿や財力など全てを備えた現代の光源氏、ヒカルを描いた官能大河小説。 幸福...

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    悪魔のいる天国 著者:星新一 出版:新潮文庫 発行:1975/07/29 評価:★★★☆☆ Amazonで詳細を見る ショートショート の名手・星新一による掌編小説集。 これだけの品質の高い作品を1048編も送り出したことは天才というしかないですが、その...

  • 安全のカード 星新一 著

    安全のカード 著者:星新一 出版:新潮社 発行:1987/12/23 評価:★★★☆☆ Amazonで詳細を見る 星新一著の『安全のカード』は、不思議な話、奇妙な話、近未来SF小話、など16編を集めた短編集。 ショートショートというよりは、短編といった長...

  • お初の繭 一路 晃司 著

    お初の繭 角川ホラー文庫 (2012/09/25) 一路 晃司 ★★★☆☆ 商品詳細を見る 明治時代の女工をモデルに、隔絶された製糸工場の淫靡な恐怖を描く、第17回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。 あらすじ 12歳になったお初は、貧しい家族のため製糸工場に...

  • 受動的コミュニケーション

    人は、生存のためと暇潰し、そしてコミュニケーションの時間で一生の全てを費やす。人間の行動一つ一つは、この3つの目的のクロスオーヴァーだ。しかし、 他者の目が届く空間での行動は、全てコミュニケーションの手段という側面を含んでいる と私は考える。

  • リストカット跡を晒す心理

    私は以前街中で、リストカット跡だらけの腕を晒している女性を見ました。腕全体に水ぶくれのような跡が走り、2メートル程度離れていてもわかるほどのはっきりとした傷跡でした。 私は、その女性に哀れさを感じ、またこの女性がつらい、我慢できない出来事にあったり、境遇にあるのかもしれ...

  • 税負担、生活水準の変動について

    企業にお勤めの会社員の皆様方は、自身が子供の頃の暮らしに比べ生活水準がえらく低いんじゃないかと感じてはいないだろうか。 年々上昇する社会保険料と、目減りしていく年収を目の当たりにし、自由に使えるお金が減っている、自分の世代はえらく損をしている、と感じてはいないだろうか。...

  • 自由意志は存在しない

    私達は生活を送りながら、頭のなかで考え、様々なものを観察し、また判断していると思っている。そしてそれを実行する自分というものが存在し、行動し発言し決定をしていると思っている。 また同時に、私達が生きているこの世界は、地球も含めた宇宙という空間があり、その中に物質があり、物...

  • 醜い日本の私 中島義道 著

    醜い日本の私 新潮選書 (2006/12) 中島 義道 ★★★☆☆ Amazonで詳細を見る 縦横に張り巡らされた電線やド派手な看板、商店から溢れる絶え間ない音楽に宣伝放送、こうした乱雑な風景は商店街や海水浴場など日本中至る所に見出される。 しかしそんな...

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